熊本シニアネット保健福祉部学習会「フクシマの真実と内部被曝」講師小野俊一先生
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50名程度の会場に詰めかけた100名の参加者。資料が不足してカラーコピーをお願いしたり、まあ
たいへんな熱気でクーラが効かない状態でした。 小さな子ども連れの参加もあり、不安を持って子育てしている方、東京からの避難されている参加者もありました。           
    KSNを代表して色見副代表の挨拶、板井保健福祉部長の小野先生の紹介が行われて開演しました。(会場には坂崎代表など40名の会員が参加、一般参加は60名以上と、普段と違う市民の数に資料や椅子も不足しました。


 ガレキ処理にしてもこの汚染状況では、全国に放射能の拡散させてしまうのでは。 「絆」という言葉を優先させれば取り返しがつかなくなる。(図はセシウム137の積算沈着量)

1号機は水素爆発:オレンジの光が一瞬輝く
3号機爆発は核実験の爆発と同じ、核実験の様子と比較 よく似ている。
4号機の使用済み燃料が危ない→早く対処をするべきなのに放ったらかし、
詳細説明は 「院長の独り言」にあります。
原発事故後 植物の影響(花びらの半分の色変わりなど)、野鳥が少なくなったことなど
  自然界が変化している。敏感にとらえている人もいる。出来れば写真に撮って記録することも大切。
人体的被害については・・
子どもの骨折が増えている→セシウムの影響か?
心筋に取り込まれて突然死も・・次から次に写される画像に・「え!」という会場からの驚きの声。
イメージ事実を淡々と説明の小野先生



原発事故に関心をもつ一般市民の参加が多数で会場からの質問も飛び交いましたが、会場は4時までと・・時間切れで残念でした。
(写真 会場では立ち見や、ドアの外から講演を聴く方もありました)
 
質問事項 「子どもを屋外プールに入れてよいのか?」  {A} 入れないほうがよい。 政府発表など鵜呑みにしない。判断は個人が行うこと。
 「植物の異常が目立つ。」・・・市民一人一人が気づいたことを記録しておきたい。

その後の反省会での感想は「はじめて聞くことばかり」「マスコミ報道を鵜呑みにしてはいけない」「さっそく東京にいる孫にプールに入るなと電話した」など学習会が即時に日常生活に影響を与えていました。危うきには近寄らないという心構えを再確認した有意義な学習会でした。