保健福祉部 07' 10月学習会報告

世界/日本の保険制度について 
映画シッコ(SiCKO)を観ての懇談会

<医療制度について語ろう>


2007年10月28日(日)PM3〜5 コモン神水にて

○参加者は12名 初めての参加者も3名あり映画を観た方は感想を
まだ観てない方も意見を述べあい、日本の現状と対比しました。


○特に来年4月から導入予定の後期高齢者医療制度など、これまで
なかった制度(75歳以上の扶養によるものがなくなり個人が制度
に加入するようになる。夫婦で2つの保健への出費が始まる場合も)へ
の不安も出されました。


「映画『シッコ』を観て・・・医療保険談議」会報告

去る10月28日(金)に行ないました談議会へご参加頂きました
みなさまお疲れ様でした。12名の方に参加頂きました。
保健福祉部の板井部長の進行のもと予定の2時間を越え
充実した談議がなされました。簡単にご報告させていただきす。

まずは、映画「シッコ」を観ての各人の感想から始まり、観ていない
方(4名)の為に内容をご紹介しながら 再度映画の場面を確認し、
医療保険に対する各自の思いが談議されていきました。各人の
視点や疑問や考えの違いが談議を意味深いものにしていきました。

介護保険の問題点、高齢者の医療負担の厳しさ、
認知症を介護する側からの言葉に言い表せないほどの辛さ・・・
また、高齢者へのケアーの陰で忘れられているのか?出産や
育児のケアーが問題視されていない日本の現状など・・・・
いろいろのことに思いを馳せ談議されました。

映画「シッコ」は、私たちに、
いろいろの問題点を投げかけたことは間違いありません。

その後談議は
税金の使い方や表面に出ない特別会計の使い方への疑問など、
自分で申請しなければ損することが多いがこれでよいのか?
知らないことで損をしているのでは、情報を知ろうとの意識が
私たちに欠けているのではないか、意識改革が必要では・・・
それぞれの思いを吐き出し(お下品な言葉使いお許しを)ました。

詰まるところ、
各国の国民と政府の関係の違いにより医療保険制度の
あり方にも 違いがあるようだ・・・このままでいいのか?
では今、私は 私たちには何ができるか・・・
「もっと何にでも関心を高めること、それには勉強が必要では・・・」
とのM氏の〆の感想に一同重く共感しました。
     ( *充分にご報告する力のないことをお許し下さい。)

そこで・・・第2回目談義を準備することになりました。
皆さまのご参加を心よりお待ちします。
お茶を頂きながら、おおいに談議しましょう。そして・・・
各々が、「得する生活」に向かう きっかけ といたしましょう。

              KSN保健福祉部 (文責 萩原)




 <その他 出された感想>
保健に入っていても恐怖の米国の医療
医療費が払えないと病死か破産の悲惨さ・・
なんという国なのでしょう。
・病人を道路に捨てる医療とは何だろう?
・他人ごとではない
・日本にもジワジワ迫っている制度の危機
・医療費とは別に日本では介護保険などの
制度があるが米国には育児への公的制度
があるのに少し救われた気分
実は日本でも診療拒否は始まっている。?
・・保険証がない場合
・・ホームレスの場合・・・
いろんな制度を知り、活用して・・・いつまでも
元気で長生きしたいものです。